小3華奢な息子、大好きなサッカーを見失う
サッカーが大好きな小3の息子。
サッカーは、幼稚園の年中頃から遊び程度に始めました。毎日、時間を見つけては家の前でボールの壁打ちをするくらい没頭していました。ボールに触れる時間が多かったことや足が速かったことから、小学校でも低学年のうちは、楽しくプレーできていました。「サッカーが好きなら、息子は自然と成長できるはず」と思っていましたし、本人の希望もあり、試合や練習の観戦はしないようにしていたため、順調なんだと思い込んでいました。
しかし、小3のとある公式試合でのことでした。試合動画を観てみると、相手ディフェンダーと接触後、すぐにボールを離してしまったり、ディフェンスにまわってもついていくのに精一杯。大事な局面でボールを取られてしまうためパスも回ってこなくなっていました。自分より大きく強うそうな相手を前にすると、どこかプレーに“自信のなさ”を感じ、戦う前から諦めている様でした。「いつの間にか」周りに勝てない状況になっていたことをこの時初めて知ります。

食トレのきっかけ
私はもともと市役所で働いていましたが、家庭と子育て、仕事の両立ができず退職しました。家族に費やす時間ができたことから、自信を失っている息子をサポートできる方法がないか日々考えました。
息子の試合動画を観て、毎回感じたことは、”体格の差”と”スタミナ不足”でした。体格が大きい相手だと、諦めの姿勢や不安そうな姿が特に目立ちました。でもよく考えてみたら、自分より体が大きく強い相手とぶつかることが怖いのは、ごく当然ですよね…。
そんなことを考えているうちに「私にできることは、これかもしれない!」とふと思ったのです。サッカーど素人な私は、サッカーの指導は出来ません。でも、”息子の身体を大きく、強くすることで自信をつけてあげること”ならできるかもしれないと感じたのです。
そこで私が始めたのが、“小3華奢な息子の食トレ”でした。
食トレで変化したこと
私は、栄養士の資格を持っていません。そのため、チャットgptに頼りながら、1日あたりの摂取カロリーや総タンパク質量を意識したメニューを考え、食トレを開始しました。小3の息子は運動量が多いため、1日あたり2,000〜2,300kcal、60〜80gのタンパク質を摂取することが理想とされていました。
今までは、食事内容を気に掛けていなかったため、成長に必要なカロリーやタンパク質が全く足りていなかったことを、初めて知りました。背が小さく、華奢なのは、体質もしくは遺伝とばかり思い込み、さらに「成長期になったらそのうち…」と見て見ぬふりをしていたのです。毎日忙しく、考える余裕がなかったというのが正直なところで、それでももう少し早くから食トレの重要性を知っていたら確実に実践していたでしょうし、無知である自分を反省した瞬間でした。
その日を境に、少しずつ食事の量を増やしつつ、たんぱく質をしっかり摂れるメニューに改善していきました。また、サッカーの練習日は夜遅くなるため、車内ですぐに食べられるよう、お弁当に切り替えました。

食事の好みやその日の気分なども考慮して、極力継続できるメニューを考えました。目標値をクリアできたか確認できるよう、毎日記録をしました。少しずつですが変化が出てきたのは食トレ開始後、2週間経過した頃でした。
- ディフェンスで体をぶつけられるようになった
- オフェンスでも粘れるようになった
- 試合の最後まで走りきれるようになった
体重が急激に増えたわけでも、見た目が大きく変わったわけでもないのですが、でも、“自信”が少しずつ、確かにプレーに表れ始めたと感じています。
ちなみに2週間継続し、うっすら変化を感じたのは胸まわりの厚みが出てきたことでした。
このブログで伝えたいこと
このブログでは、華奢な息子が食トレに挑戦し、「食トレは、本当に効果があるのか」、効果があるとしたら「どのような効果があるのか」情報発信します。同じように「華奢な体」や「自信のなさ」に悩んでいるお子さんや親御さんに向けて、ヒントになれば幸いです。
さいごに
息子がやりたいことなら、何でも挑戦してほしいと思っています。今は、サッカーが好きで、好きなサッカーを楽しめるようサポートできることは何か考えた時、私にできることは食トレでした。
息子と、私の“食トレ記録”を始めていきます。